こんな人におすすめ
- 住宅ローンの審査中の人
- 住宅ローン審査が不安な人
- 審査結果が早く欲しい人
住宅ローンの審査は必要書類や確認事項も多く、物件の審査もされるため時間がかかります。
ただ、審査期間が長いからといって落ちる可能性が高い訳ではありません。
むしろ、審査に通すために時間がかかっていることも多いです。
住宅ローンの審査期間が長引く理由
- 審査が混み合っている
- 追加書類や確認事項がある
- 1億円以上の住宅ローンを希望している
- 審査に通るかギリギリで難航している
この記事では、住宅ローンの審査期間の目安、審査期間が長引く理由、審査期間を短くする方法について解説しています。
記事を書いている人
- 銀行で住宅ローン業務を担当
- 不動産会社で7年間の営業経験
- マイホームの購入を検討するお客様を1,000名以上担当
- 宅地建物取引士取得
- 詳細は『プロフィールへ』
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参考【初心者向け】住宅ローン審査の攻略方法まとめ|現役銀行員が徹底解説
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事前審査と本審査
住宅ローンの審査は「事前審査」と「本審査」の2段階で行うのが一般的です。
- 事前審査
- 住宅ローンを融資していいかを簡易的に確認する審査
- 本審査
- 本当に融資していいかしっかり確認する審査
事前審査」を実施する理由は、不動産売買契約の前に住宅ローンを借りられるかどうかを確認するためです。
住宅ローンの審査に通らずに売買契約をしてしまうと、融資を受けられなかったときに、購入者はもちろん、物件の売主や不動産会社などにも損害が発生します。
なので、通常の不動産取引では事前審査に通らないと不動産売買契約を結ぶことができません。
住宅ローンが融資されるまでの流れ
住宅ローンが融資されるまでの流れはこのように進んでいきます。
事前審査から住宅ローンが実行されるまでは最短でも1ヶ月ほどかかります。
急いでいる場合は事前審査をやらずに、本審査からスタートすることもあります。
事前審査にかかる期間
- 平均的な審査期間
- 2〜3営業日ほどが目安
住宅ローンの事前審査の平均的な審査期間は2〜3営業日で、長くても1週間ほどで回答されます。
ネットのみで完結する事前審査だと、最短即日で回答がでる場合もあります。
本審査にかかる期間
- 平均的な審査期間
- 2週間前後が目安
住宅ローンの本審査の平均的な審査期間は2週間前後です。
事前審査のときよりも提出する書類が多く確認事項も増えるため、事前審査よりも時間がかかります。
住宅ローンの審査期間が長引く理由
住宅ローンの申込状況や借入内容によっては、審査が長引くこともあります。
審査が長引く理由は主に以下の4つの理由が考えられます。
住宅ローンの審査期間が長引く理由
- 審査が混み合っている
- 追加書類や確認事項がある
- 1億円以上の住宅ローンを希望している
- 審査に通るかギリギリで難航している
審査が混み合っている
審査する件数が多くなるともちろん審査期間は長くなってしまいます。
担当者が1件1件書類の不備がないか確認したり事務処理などをするので、どうしても全体的に回答が遅くなります。
不動産取引が多い1月〜3月に申し込むときは注意
追加書類や確認事項がある
住宅ローン審査中に確認事項や追加書類の提出が必要になることもあります。
金融機関とのやりとりの回数が多くなるので、その分の審査期間が長くなります。
ただ、追加書類や確認事項があるからといって落ちる可能性が高いわけではありません。
むしろ、追加書類や確認事項の内容を踏まえて承認にしたい、というケースも多いです。
審査期間が長い≠審査に落ちる
1億円以上の住宅ローンを希望している
多額の住宅ローンを借入すると審査が長引くことがあります。
金融機関も大きな融資になるほど審査を慎重に行うため、確認事項も多くなります。
審査担当も1人ではなく、何人かのチェックが入ることもあるので、余計に時間がかかります。
審査に通るかギリギリで難航している
審査に通るかギリギリの場合は、審査期間が長引くことがあります。
より慎重な判断が必要で追加書類や確認事項を求められたり、審査担当がなんとか審査を通過させようと稟議書を作っていたりするので時間がかかります。
特に事前審査は、何か重大な問題があるとすぐ否決の結果が出ます。
審査期間を短くするためにできること
住宅ローンの審査期間を短くするためには、下記のポイントを踏まえて審査しましょう。
審査期間を短くするためにできること
- 混雑時期を避けて早めに申し込む
- 必要書類を事前に用意しておく
- 審査結果を催促する
- 審査対策をしておく
混雑時期を避けて早めに申し込む
住宅ローンの審査が集中する1月〜3月は審査結果が出るまでに時間がかかりますので、少し早めに審査をしておきましょう。
早めに提出しておけば、追加書類があった場合でも余裕を持って対応ができるので、融資までギリギリで慌てることもありません。
審査結果には有効期間がある
特に本審査の有効期間は2〜6ヶ月ほどなので、有効期間があることを忘れないようにしましょう。
参考:auじぶん銀行(仮審査や本審査の結果はいつまで有効ですか?)
必要書類を事前に用意しておく
住宅ローンの必要書類は金融機関のHPにも記載がありますので、事前に確認をしておきましょう。
特に勤務先や自治体で取得が必要なものは時間がかかることもあるので、前もって準備をしておくことをおすすめします。
審査結果を催促する
ただ、審査結果を待つだけでなく、金融機関や手続き代行してくれている不動産会社へ状況の確認をしてみましょう。
金融機関も順番に審査を進めているので、審査を急いでると相談をすれば優先的に対応してくれることもあります。
既に審査中の方でお急ぎの方は試してみてください。
審査対策をしておく
住宅ローンの審査基準は金融機関ごとに異なりますが、確認している項目はだいたい同じです。
下記のいずれかに該当する場合は、あらかじめ対策をしたうえで審査することをおすすめします。
審査に通りにくい理由
- 1人で住む家を購入予定である
- 勤続年数が1年未満もしくは転職歴が3回以上ある
- 年収の7倍以上の借入額を希望している
- 年齢が25歳以下・50歳以上である
- 雇用形態が契約社員、派遣社員である
- 諸費用を含めて全額借入れしたい
- 現在分割払いのお借入がある
- 過去に支払いが遅れたことがある
- 健康に懸念がある
これ以外にも住宅ローン審査に通らない理由はありますので、心配な方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
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参考現役銀行員が明かす!住宅ローン審査に通らない驚きの理由21選と落ちたときの対策
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まとめ:審査に時間がかかる=落ちるわけではない
住宅ローンの審査期間の目安はこのようになっています。
- 事前審査:1週間以内
- 本審査:2週間前後
住宅ローンの申込状況や借入内容によっては、審査が長引くこともあります。
審査が長引く理由は主にこのあたりが理由です。
住宅ローンの審査期間が長引く理由
- 審査が混み合っている
- 追加書類や確認事項がある
- 1億円以上の住宅ローンを希望している
- 審査に通るかギリギリで難航している
審査が長いからといって必ずしも落ちるわけでなく、むしろ審査を通すために時間がかかっていることの方が多いです。
それでもご心配な方は、住宅ローン審査の攻略方法をまとめた記事もありますので参考にしてくださいね。
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【初心者向け】住宅ローン審査の攻略方法まとめ|現役銀行員が徹底解説
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